2022/5/16

和歌祭400年式年大祭

  和歌祭400年式年大祭

                                  撮影日 2022.05.15

  紀州東照宮の大祭「和歌祭」が、今年400年の節目を迎え「和歌祭400年式年大祭」として5月15日(日曜日)、和歌山城とその周辺で盛大に開催されました。

 和歌祭は江戸時代初期(1662年)に始まり、紀州藩初代藩主・徳川頼宜の父・家康を「東照大権現」としてまつる紀州東照宮の祭礼です。

 午前8時、多くの観衆が見守るなか約1トンある神輿を担ぎ上下左右に揺らしながら、108段の急な石段を勇ましく駆け下りる「神輿おろし」です。

 この後、神輿は「神輿わたり」として新緑に映える和歌山城へ。

 正午から市内中心部の「フォルテワジマ」前をスタ-ト、先頭は8代将軍徳川吉宗を演じた俳優・松平 健さん 白馬に乗って登場すると、沿道からは拍手喝采。

 優雅な衣装に身を包み、演武をしながら練り歩く渡御行列は、約40種目の演技集団「株」(オミクロン株ではありません)が伝統の技を披露! 

 私は、何故か江戸時代の風流を感じタイムスリプツした気分になりました。

 400年もの間、縮小や中断・再開を繰り返すなど、時代の流れとともにさまざまに形を変えて継承されてきた和歌祭りは、紀州の人々の誇りであり、歴史と伝統のある祭りとして、これからも受け継がれていくことを願わずにはいられません。

                          投稿者 和歌山市地区協議会 大﨑 慶樹