2023/2/4

春はそこまできています。

 一足早い春の訪れ 

                                 撮影日 2023 02.04

 和歌山市中之島の国道24号線沿い、地蔵の辻交差点近くに約70本の桜が植えられていますが、1本だけほかの桜より早く咲くことで有名なスポットがあります。

 ここで咲いている桜は『カンヒザクラ』という種類の桜です。

 名前の由来は寒い時期に緋色の花を咲かせる桜ということから『緋寒桜』と呼ばれていましたが、ヒカンザクラという名前だと他の桜の品種『彼岸桜』ヒガンザクラと間違われやすいということで、『緋』と『寒』を入れ替えて『寒緋桜』(カンヒザクラ)と呼ばれるようになったそうです。

 花はソメイヨシノより濃いピンク色で、一重咲きの花が下向きに咲くのが特徴の早咲の桜で、花言葉は『あでやかな美人』です。

 桜の開花は、通り掛かった人や国道を走るドライバーの心を和ませています。

 和歌山で一番早く咲く『地蔵の辻のカンヒザクラ』、現在の開花状況は2分咲き程度? メジロが桜の蜜を求めて飛び交う姿が見られます。

 今年は1月下旬の寒さで少し遅い開花ですが、2月中旬から下旬には満開を迎えます。

 今日は立春、一足早い春を探しに出かけてみませんか!? 

                  投稿者 和歌山市地区協議会 事務局次長 大﨑  慶樹