2023/3/30

熊野古道道普請に行きました!

世界遺産保全活動『道普請ウオーク』                          

 3月15日(水曜日)、新型コロナウイルス感染拡大で中止が続いてきた和歌山退職者連合 『世界遺産保全活動(道普請ウオーク)』が3年ぶりに実施され、NTT労組退職者の会から4名が参加しました。

 道普請という言葉、あまり耳馴染みがないかもしれませんが、地域環境を良好にしていくため道路の『維持』・『修復』などを行う奉仕の作業を言います。

 熊野古道がある紀伊山地は年間を通して雨量が多く、台風や大雨による土砂の流出や道路の傷みなどを定期的に修繕する必要があるため、参詣道の維持・修復活動をボランティアとして行う道普請に、地元だけではなく全国各地から約3万4700人が活動にかかわってきました。(2022年3月 時点)

 今回の道普請は熊野古道中辺路 『伏拝(ふしおがみ)王子・三軒茶屋』付近。トラックで土置き場に運ばれた1tの土をスコップで土嚢袋に分け入れ、修復箇所まで何往復も運んで土を平らに敷いて『タコ』と呼ばれる道具で均し固めるという活動を行いました。

 今回、世界遺産修復という社会貢献活動に参加して、改めて熊野古道の価値や魅力を知る貴重な体験ができました。

 これからも継続して社会貢献活動に参加していきたいと思いました。

 参加された皆様たいへんお疲れ様でした!

                投稿者 和歌山県支部協議会 事務局次長 大﨑  慶樹