2024/4/14

鞠と殿様、紀州の殿様お国入り!

 和歌山市の中心部にある和歌山城、午前7時、今日も天守閣のメロディーチャイムから『鞠と殿さま』が流れます。『てんてんてんまり てん手まり・・・』とおなじみの曲、昭和4年(1929年)に発表された日本の童謡で作詞は西條八十、歌詞では紀州の殿さまが大名行列でお国へ帰るところへ、手まりが弾んで殿様の駕籠まで飛んでいき、そのまま紀州へ連れて行かれてミカンになるというファンタジーな物語。

 昭和38年(1963年)、市民の寄付により和歌山城天守閣前の広場の一角に歌碑が建立されました。歌碑には、西條八十の直筆で第5番の歌詞、『♪紀州はよい国 ひのひかり 山のみかんになったげな あかいみかんになったげな』と刻まれています。

 今日も流れる『♪てんてんてんまり てん手まり』のチャイム、天守閣は歌碑をやさしく見下ろしています。    

                  投稿者  和歌山市地区協議会 幹事 大﨑  慶樹